田中正恭の汽車旅日記

ここは、紀行作家・田中正恭 (たなかまさやす) が、つれづれなるままに各地の旅や、鉄道に関する話題について綴っており、原則として毎週日曜日に更新しています。時には鉄道以外の話題になることもありますが、よろしくお願い致します。内容につきましてのご感想や、執筆や講演などの依頼がありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。なお、写真や文章の無断転載はご遠慮願います。

ダブリンの郊外電車「DART」でグレイストーンへ(アイルランド鉄道の旅④)

アイルランドの鉄道の旅の最終回、今週は先週に引き続き、ダブリンの郊外電車「DART]で、南の終点グレイストーンズへご案内します。

これは、コノリー駅を発車して間もなく、市内中心部のタルボット通りを越えるガードを渡るDARTです。
⑲市内中心部 (550x367)

コノリー駅を出ると、すぐに、立派な建物の税関が見えます。
⑱税関 (550x367)

これは、市内中心部の駅のひとつ、ピアース駅です。
⑳ピアース駅 (550x349)

南に向かうDARTは市街地を抜けるとアイリッシュ海が見えてきます。
これはダンレアリー付近の海に浮かぶヨットです。
㉑ダンレアリーヨット (550x367)
このあたりは、ダブリン郊外のリゾート地になっています。

ドーキーを過ぎると、風光明媚な海に沿った断崖の上を走ります。
㉒海 (550x367)
海の向こうはイギリスです。


ブレイ駅のホームを歩く少年たちです。
㉓ブレイ駅 (550x359)
この町もリゾートタウンだそうです。

マラハイドから1時間15分、ダブリンのコノリーから50分で終点のグレイストーンズに着きました。
㉔グレイストーンズ駅 (550x367)

これはグレイストーンズの街並です。
㉕グレイストーンズの街並み (550x367)

そして、ダブリン方面へのDARTに乗り込む人たちです。
㉖グレイストーンズ駅ホーム (550x367)

夕方のコノリー駅に戻って来ました。
㉗コネリー帰着 (550x367)

なんと、このDARTは日本から輸入した東急車両製造でした。
㉘東急車輌 (400x260)

これは、アイルランドのICカード「LEAP CARD」と、DARTの乗車券です。
㉙LEAP-CARD (320x400)
LEAP CARDがあると、DARTだけでなく、バスやRUASの運賃も大幅に割引になります。
DARTは9.2ユーロで1日乗り放題、DARTのほか、バスとRUASにいくら乗っても10ユーロ(約1250円)までしか差引かれないというとてもお得なカードなのです。

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  1. 2017/05/21(日) 00:02:59|
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ダブリンの郊外電車「DART」でマラハイドへ(アイルランド鉄道の旅③)

アイルランドの鉄道第3回目、今週は首都ダブリン郊外を走る「DART」をご紹介しましょう。
DARTは、ダブリンの東のターミナル、コノリー駅を中心として、北のマラハイドと南のグレイストーンズを結ぶ郊外電車です。
今週は、まず、コノリーから北の終点、マラハイドへとご案内します。

こちらがコノリー駅です。
①コネリー駅 (550x367)
ダブリンの繁華街に近く、駅には路面電車「LUAS」が乗り入れています。

こちらが改札口です。
②コネリー駅改札口 (550x367)
先々週にご紹介したヒューストン駅より大きな駅です。

こちらは北アイルランドのベルファーストや、南東部のウエックスフォードへの長距離列車が発着する頭端式のホームですが、この時には列車の姿はありませんでした。
③長距離列車ホーム (550x367)
煉瓦造りの壁にある駅名票です。
④コネリー駅名票 (550x359)
長距離列車のホームの先にDARTの乗り場があります。

これがDARTです。
⑤コネリー駅DART (550x350)

これはDARTの路線図で、緑色の部分がDARTの区間です。
⑥DART路線図 (650x301)
そして、紫色の部分は、その先まで行く中距離列車区間です。
この列車はDART区間を越えてその先まで行く中距離列車で、DART区間の小駅には停車しません。
⑦コネリー中距離列車 (550x355)
また、電化されているのはDART区間だけなので、その先に行く列車は電車ではなく、気動車なのです。

これは、コノリー駅構内にある転車台です。
⑧転車台 (550x367)
おそらく、蒸気機関車時代に使われていた古いものと思われます。

まずは、北のアラハイドを目指します。
コノリーを発車するとすぐに煉瓦造りのアパート群が見えました。
⑨煉瓦造りのアパート (550x356)

これは車内のようすです。
⑩車内 (550x346)
なんとなくのんびりとしています。

乗った列車はマラハイドより先の非電化区間を走りダーンドークまで行く気動車でした。
⑪マラハイド到着 (550x367)
多くの途中駅を通過し、約20分でマラハイドに着きました。
⑫マラハイド駅ホーム (550x337)

そして、こちらはマハライド始発のDARTの電車です。
⑬マラハイドDART到着 (550x367)

これはマハライド駅です。
⑭マラハイド駅 (550x359)
なんともかわいらしい、まるで田舎の民家のような駅でした。

これは、駅から歩いて10分ほどの名所にあるマハライド城です。
⑮マラハイド城 (550x367)
14世紀に建てられたもので、12世紀から、この地を800年に渡り支配したタルボット家の居城でした。

これはお城の内部です。
⑯城内部 (550x359)

折り返しのDARTがやって来ました。
⑰折り返しDART (550x367)
来週は、南の終点、グレイストーンズへの旅をご紹介します。

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  1. 2017/05/14(日) 00:01:24|
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ダブリンの路面電車「LUAS」(アイルランド鉄道の旅②)

アイルランドの鉄道の旅、第2回目は、首都ダブリン市内を走る路面電車「LUAS(ルアス)」をご紹介します。

ダブリンは人口110万人の、アイルランド唯一の大都市です。
この町の市民の足として走るルアスは、2004年に開通した比較的新しい路面電車です。
路線は市内中心部を東西に走るレッドラインと、南部の郊外まで走るグリーンラインがありますが、そのうちのレッドラインの一部に乗って来ました。

ヒューストン~ジェームス間を走るルアスです。
①ジェームス~ヒューストン (550x360)
なかなかスマートな5連接の電車です。
中間車両は車長が短いので急カーブでも曲がることができます。

ヒューストン駅前停留所のようすです。
②ヒューストン駅前 (550x367)
曇っていましたが、駅前の桜が満開なのに驚きました。
ヒューストン駅からは、西部のゴールウエイや南部のコークへの長距離列車が発着しています。

別の晴れた日にもこの駅を訪れました。
③晴れた日駅前 (550x366)
青空にはえる満開の桜の下、ルアスがゆっくりと通過して行きます。
④櫻とLUAS (550x367)

ヒューストン~ミュージアム間のリフィ川を渡ります。
⑤ヒューストン~ミュージアム (550x359)

こちらは、市内中心部のアベイストリート付近です。
⑥アベイストリート (550x338)

近くにはアイルランドの英雄、オコンネルの像があります。
⑦オコンネル像 (550x367)
市内を走るバスの多くは二階建てです。

⑧アベイストリート (550x367)
このあたりは、ダブリン随一の繁華街になっています。
⑨アベイストリート付近 (550x358)

ルアスの車内のようすです。
⑩車内 (550x340)

バーサスという停留所で、線路は二手に分かれます。
⑪バーサス (550x367)

一方の終点、コリノー駅です。
⑫コリノー駅前 (550x367)
ここはバーサスから、ほんの200メートルほどしか離れていません。
コリノー駅からは北アイルランドのベルファーストや南部のウエックスフォードなどへの長距離列車のほか、近郊区間を走る電車「DART」も発着します。

レッドラインのもう一方の東の終点、ザ・ポイントです。
⑬ザポイント (550x367)
⑭駅名票 (550x367)
ここからダブリン国際空港方面への路線延長の計画もあるそうです。
⑮ザポイント (550x367)

これは、ルアスの自動販売機です。
⑯券売機 (550x367)
運賃は区間や片道か往復かによって異なりますが、最低区間は片道1・8ユーロですが、ICカードで乗ると、割引になります。

これは一日乗車券です。
⑰一日乗車券 (253x420)
この切符があれば、どの区間でも一日乗り放題で、7ユーロ(約880円)です。

⑱アベイストリート付近 (550x367)
ルアスは今日もダブリン市民の身近な足として走り続けていることでしょう。

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  1. 2017/05/07(日) 00:01:25|
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ダブリンからゴールウエイへ(アイルランド鉄道の旅①)

今週から4回にわたって、先日、訪れたアイルランドの鉄道の旅をご紹介します。

アイルランドは、ヨーロッパ大陸の北側、イギリスの西側の大西洋に浮かぶ島国です。
こちらは、アイルランドの首都、ダブリンにあるヒューストン駅です。
訪れたのは3月中旬でしたが、なんと、駅前の桜が満開でした。この桜は日本から贈られたそうです。
緯度は北海道よりずっと北にあるのに、暖流の影響で比較的暖かいのです。
①ヒューストン駅と桜 (550x367)
ヒューストン駅からは西部のゴールウエイや、南部のコークなどへ向かう長距離列車が発着しています。

切符売り場です。
③切符売り場 (550x337)
なんとなく、上野駅の出札口に似ているような気がします。

列車を待つ人々です。
④列車を待つ人々 (550x357)
ターミナルとはいえ、日本のように、そんなに雑踏という感じではありません。
⑤売店 (550x367)
この売店ではおいしいチョコレートを売っていました。

ホームへのコンコースです。
②コンコース (550x367)
そして、正面に自動改札があります。
⑥自動改札 (550x367)
ヨーロッパ大陸の多くの駅には改札口がなく、ホームに直接入れるのですが、ここでは、イギリスと同様に改札口があります。
⑦停車中の列車 (550x358)
これは南部の中心都市コーク行の列車です。

古いタイプのディーゼル機関車が牽引する客車列車の姿もありました。
⑧客車列車 (550x367)

リムリック行の列車が発車して行きました。
⑨先に発車した列車 (550x367)

駅名票です。
⑩駅名票 (550x367)
上が英語、下がゲール語(アイルランドの公用語)で表記されています。

この列車に乗って西部の町、ゴールウエイまで行きました。
⑪乗った列車 (550x367)
列車は4両編成の気動車でした。

車内の風景です。
⑫車内風景 (550x339)
座席は4人掛けのボックスシートが基本で、真ん中にテーブルがあるため、ゆったりとしています。

10分も走ると、車窓にこんなのどかな風景が広がります。
⑬羊 (550x367)
アイルランドは、至る所で羊が放牧されています。

車内販売のお姉さんがやってきました。
⑭車内販売 (550x339)

異国の列車でも当然、呑み鉄です。
⑮apple cider (550x367)
これはアップルサイダー。と言ってもアルコール分5%でした。

そして、アイルランドといえば黒ビール「ギネス」ですね。
⑯Guinness (550x367)
この国では日本でいうロング缶しかありません。

途中駅あーセンリーで下車したご婦人です。
⑰途中駅で降りる婦人 (550x366)
こんな田舎の駅にも停車しました。
⑱田舎の駅 (550x356)

車窓から見えた廃教会です。
⑲廃城 (550x367)
この国では、このような廃墟になった教会をしばしば見ることがあります。

大西洋が見えてくると、間もなく終点のゴールウエイに着きます。
⑳大西洋 (550x367)

ゴールウエイ駅構内で待機する列車です。
㉑ゴールウエイ待機する列車 (550x367)
ダブリンのヒューストン駅から208キロ、2時間25分の旅でした。
㉓駅名票 (550x358)

これがゴールウエイ駅です。
㉒ゴルウエイ駅 (550x367)
ホームが一面しかない小さな駅でした。

駅前には仮設のメリー-ゴーラウンドで遊ぶ人の姿がありました。
㉔メリーゴーラウンド (550x367)

ヒューストン~ゴールウエイ間の運賃は52.6ユーロ、約6500円でした。
㉕きっぷ (650x285)
この区間、月曜~土曜は一日9往復、日曜日は6往復の列車が運転されています。

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  1. 2017/04/30(日) 00:03:53|
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ドバイでトランジットタイム

先日、8年ぶりにヨーロッパの鉄道の旅に出かけたのですが、日程の関係でドバイ経由のエミレーツ航空を利用しました。
ドバイは人口約240万のアラブ首長国連邦(UAE)最大の大都市です。

羽田からドバイまでは11時間の長旅でした。
①ドバイ空港滑走路 (550x367)
②-1エミレーツ航空券 (550x308)

空港に着くと、そこはアラブの世界。
②空港内部 (550x430)
真っ黒なブルカを身にまとった女性や、カンドゥーラと呼ばれる白い衣装の男性が目につきます。

時間があったので、UAEに入国しました。
③空港外部 (550x367)
空港の外にはエミレーツ航空のキャビンアテンダントの大きな看板がありました。

市内にはいくつものイスラムのモスクがあります。
④小モスク (550x367)
日本でいえば、お寺や神社みたいのものかな。

こちらはドバイ博物館です。
⑤ドバイ博物館 (550x367)
1787年建築のアル・ファヒディ砦の建物が博物館になっています。

⑥博物館船 (550x367)
こんな船に乗ってペルシャ湾を航海したのですね。

⑦ラクダ (550x367)
内部は昔のアラブ人の様子が再現されています。
⑧内部 (550x367)
正に映画「アラビアのロレンス」の世界・・・
⑨内部 (550x367)

これはジャメイラモスクです。
⑩ジュメイラモスク (550x352)
ドバイ最大のモスクで一度に1200人が礼拝できるそうです。
お祈りの時間になると、あたりにコーランの声が響くのでしょう。

これは、世界で最も高い建造物「ブルジュカリファ(Burj Khalifa)」です。
⑪バイジュカリファ1 (367x550)
高さ828メートルのこの塔は、2010年に完成した世界で最も高い建造物で、韓国のサムソンが中心となり、日本も協力して作られました。
広い砂漠の中にある国で、どうしてこんな高い建物が必要なのかわかりません。
それはアラブの富の象徴であるかのようです。

ブルジュカりファの前には広大なドバイモールがあります。
⑫モール水族館 (550x367)
これはモールの中にある巨大な水槽です。

⑬モール1 (550x367)
ここはオイルマネーの威力により、アラブで最も裕福な国なのです。
⑭モール2 (550x367)
モールを出ると、大きな人口池があります。
⑮大噴水池 (550x367)
その向こうには高層ビル群がそびえ立っていました。

その中で飛び抜けて高いのがブルジュカリファです。
⑯バージュカリファ2 (367x550)

この建物は地上163階までありますが、154階までがオフイスなどで、その上は機械室になっています。
一般の訪問者が登ることのできる一番高い場所は高さ555メートル、地上148階にある「AT THE TOP SKY」です。

その148階からの眺めです。
⑰ビル群 (550x367)
砂漠の中にズラリと並んだ高層ビル群が、はるか足元に見えます。
⑱ビル群 (550x367)
まるで飛行機から眺めているようです。

⑲ハイウエイ (550x367)
ハイウエイが縦横に走っています。
⑳メトロ (550x367)
その中を走る水色の列車はドバイメトロで、日本製の車両が走っています。
メトロといいながら、全長52キロのうち、地下区間はわずか5キロ足らずしかありません。

残念ながら時間がなかったため、この列車に乗ることはできませんでした。
ドバイには、このほかにモノレールとトラムが走っていますが、遠距離列車はありません。

ペルシャ湾に浮かんでいるのは「パームジェメイラ」という人工島です。
㉑パームジュメイラ (550x367)
ここはリゾート開発のために島を作ったのだそうです。

ブルジュカリファの展望台では屋外に出ることができます。
㉒屋外展望スペース (550x367)
ここは砂漠の直射日光が当たるため、あまり長い間いるのは辛いかもしれません。

UAEの通貨はディラハムといいます。
㉓100ディラハム (550x367)
この100ディラハム札は、およそ3500円の価値があります。

空港内を含めたドバイでの滞在時間は約7時間、その後、アイルランドのダブリンに向けてさらに8時間のフライトでした。
エミレーツ機

アイルランドの鉄道や町の様子は、次回以降にご紹介します。





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  1. 2017/04/23(日) 00:02:16|
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エジプト・鉄道の旅(その2)

さて、ルクソールからは、庶民の乗る列車で南部のアスワンに向かいます。
21ルクソール時刻表275
これは、ルクソール駅に掲出された列車の時刻表ですが、発車時刻はあってないようなものなので、アテになりません。それに、アラビア文字はまったく読めません。

カイロ行の普通列車が入線してきました。
22ルクソール普通列車274
ここで、アスワン行と交換するのです。

これは3等列車の男です。
23ルクソール3等の男276
すんなり撮影に応じてくれましたが、この後、バクシーシ(ほどこし・チップ)を要求されました。

これは、ルクソールからアスワンまでの2等乗車券です。
24きっぷ277
立派な硬券ですが、この切符を窓口で買うのには、言葉も通じないし、横から割り込む輩が多いので、かなり苦労しましたよ。前売りはなく、かなり早く駅に行って買いました。

やがて、アスワン行の急行列車が入線してきます。観光客が乗るような列車ではないので、外国人はほかに誰も乗っていませんでした。
25急行列車278
列車はナイル川沿いに南下しますが、川は車窓から見ることはできず、乾いた砂漠地帯を走ります。


これは、途中駅のエドゥフです。
26エドゥフ駅279
この街にも神殿があるそうです。


そして、コムオンボ駅。
27コムオンボ駅280
比較的大きな街らしく、何人もの人が乗降しました。


南部の街、終着駅アスワンに着きました。これより先に線路はありません。
28アスワン駅281
ここまで来ると、アラブ人ではなくヌビア人が多数派を占めます。彼らは、カイロ付近の人々より肌の色が黒く、ブラックアフリカにやってきたことを感じました。


アスワンの人々の生活は常にナイル川と共にあります。
28ナイル川282
川の上には、人々の足となるカルッカと呼ばれるヨットが無数に行き交っていました。


河辺で洗濯をする女たちです。
29ナイル川283
この直後、「写真を撮るな」と彼女たちに怒鳴られました。


フィラエ神殿もナイル川の中の島にあります。
30フィラエ神殿285
ここには、船で渡ります。


アスワンからはるか南にあるアブシンベル神殿まで足を延ばしました。
31アブシンベル神殿284
ここは、すでにスーダン国境に近い砂漠の中にあります。


そして、カイロに戻って市内を走る路面電車です。
32カイロ路面電車286
車体に人々が鈴なりになってしがみついている様子は、日本の戦後間もなくの混乱期のようです。

そして、これはカイロの地下鉄です。
33カイロ地下鉄287
日本製の真新しい電車が走っていましたが、車内の床は砂漠の砂だらけでした。

あれから22年、あのはるかなる国はどうなっていることでしょうか。

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  1. 2013/04/17(水) 06:52:16|
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エジプト・鉄道の旅(その1)

もう22年も前のことですが、きょうは1991年にエジプトを鉄道で縦断した旅をご紹介しましょう。

まず、エジプトといえば、なんと言ってもピラミッドとスフィンクスですね。
01スフィンクス260
後方にあるのは、カフラー王のピラミッドです。


そして、砂漠にはラクダが似合いますね。
02ラクダ261


さて、列車の旅を始めましょう。
03カイロ駅262
これは、カイロのラムセス中央駅です。


この駅から夜7時ちょうどに発車するアスワン行の「ナイル特急」に乗りました。
04カイロ駅263
この列車は外国人もよく利用するエジプト随一の豪華列車です。

左側の人はこの列車の車掌さんです。
05スタッフ264
車掌さんに「明日、ルクソールには何時に着きますか?」と訪ねました。
すると、彼は「それはわたしたちにもわからない。ある時は、10時に着いたし、ある時は6時に着いた。それはアラーの神のみが知っている」と答えたのです!
ちなみにトーマスクックの世界時刻表によれば、朝6時半に着くことになっていました。


これが1等の車内です。清潔でコンパクトにまとまっており、ゆっくりと休むことができました。。
06車内265


そして、こちらは車内にあるバーでのひと時です。
07バー266
イスラムの国では禁酒のはずですが、その点は厳格ではなくエジプト産のビールを飲むことができました。


翌朝、気がつくと、名も知らぬ小さな駅に停車しています。
08小さな駅267
なぜか、ロバに乗った人々が列車を眺めていました。


結局、列車はアラーの神のお導きにより(?)、8時半にルクソールに着きました。
09ルクソール駅268
私は個人旅行だったのですが、列車内で会ったパックツアーの日本人のグループが「早く着きましたね」と言っています。というのも、彼らの旅程表には、ルクソールには10時に着くことになっていたからだそうです。
それは、旅行社が旅程を作るときに苦情が出ないように遅めに書いておいたのでしょう。時刻表の上では6時半に着くはずなのですから、「定刻より3時間半遅れるはずが、2時間しか遅れなかっただけです」と私が教えると、たいそう驚いていました。定刻通り走るのが当たり前の日本の鉄道に慣れていると、そんな感覚は信じられないことですね。


これがルクソール駅です。
10ルクソール駅269


ルクソールのスーク(市場)を散歩してみました。
11ルクソール男270
まるで、アラビアンナイトに出てくるような男たちが歩いています。

黒いブルカに身を包んだ女性たちもいます。
12ルクソール女271
正にこういった風景を異国情緒というのでしょうか。

これは、ナイル川の船着き場に並んでいた男たちです。
13ルクソール男273
食用にする鳩の入った籠や、大きな荷物をかついでおり、カメラを向けると陽気にVサインをする人もいました。


そして、これが夜のルクソール神殿です。
14ルクソール神殿272
なんともいえない幻想的な世界でした。

この続きは、次回はアスワンまでの急行列車の旅をご紹介しましょう。
なお、次回の公開は4月17日朝の予定です。

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  1. 2013/04/13(土) 02:03:43|
  2. 海外の旅
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オーストラリア横断鉄道の旅

皆さん、あけましておめでとうございます。今年こそよい年になるといいですね。

さて、私は今まで、元旦を旅先で迎えたことが何度もありますが、たった一度だけ、海外の列車の中で過ごしたことがあります。もう、ずっと前のことになりましたが、1985(昭和60)年12月30日から86(昭和61)年1月1日にかけてオーストラリア横断鉄道「インディアンパシフィック号」で、東海岸のパースから西海岸のシドニーまで一人旅をしたのです。
きょうは、そんな28年前の旅のようすをご紹介しましょう。


これは、西の始発駅パースで発車を待つインディアンパシフィック号です。
1パース駅170
発車時刻は21時ちょうどでしたが、この時期の南半球は夏、まだ、西の空がわずかに明るさが残っていました。


翌朝、6時30分に到着したカルゴリー駅です。
2カルゴリー171
3カルゴリー172
いつの間にか、先頭の機関車が付け替えられていました。


オーストラリアの西南部は、どこまで行っても赤茶色の砂漠が続きます。
4赤い大地173
砂漠と言うと、アフリカなどの白い砂がどこまでも続く風景を思い浮かべますが、オーストラリアの赤い砂漠には低木も生えているのです。

ヌリナという駅を過ぎてしばらくすると、ナラーバー平原の、世界一長い直線区間に入ります。478キロもの間、一度もカーブがないのです。東京からの直線距離で神戸までと同じぐらいなのだから、これは驚異的な距離だといえます。広大なオーストラリアだからこそできる世界一の直線ですが、何の変化もない単調な荒野を、ひたすら淡々と走り続けるばかりなのでした。


これは、19時50分に着いたクック駅です。何もない大平原の中にある駅でした。
5クック174
クックから中央オーストラリア時間となるので、時計の針を90分進めます。同じ列車で時差を体験するのも大陸横断鉄道ならではですね。ちなみに、当時の私は29歳です。


どこまでも続く地平線の夕暮れです。
6地平線175
日本では絶対に見ることのできない雄大な風景に感動します。


これは、3日目の朝のラウンジカーのようすです。7ラウンジカー176
列車内にはこのようなラウンジカーが2両連結されています。
そして、その車窓から時折、野生のカンガルーやエミューを見ることができるのです。


荒野に停車中の貨物列車です。
8荒野の貨物列車177
西部を行く大陸横断鉄道では、他の列車に出会うことはほとんどありませんでした。


3日目の10時37分に着いたオートオーガスタです。
9ポートオーガスタ178
開拓時代を思い起こさせる立派な駅舎ですね。
10ポートオーガスタ179
1時間停車するので、街を散歩しました。

ここはアデレード方面への乗換駅、ポートビリーです。
11ポートピリー180
ここで、列車はスイッチバックしてシドニーを目指します。
(現在では運行経路が変更になり、一旦、225キロの先のアデレードまで行って、再びポートビリーに戻ってからシドニーに向かうという往復450キロも余分に走る経路となっています)


その日、ダイニングカーのクルーから素敵なお誘いがありました。ラウンジカーでニューイヤーパーティを開くので参加しないかというのです。この列車に乗ってからすでに3日、クルーと乗客たちは仲良くなっていました。
12NEWYEAR PARTY181
ラウンジカーには世界中からやってきた旅人が集います。でも、列車中探しても日本人は私ひとりだけでした。
13NEWYEAR PARTY182
年が変わるその時が近づくと、皆で声をそろえて「ten・・・nine・・・eight・・・seven・・・」とカウントダウンが始まります。そして、年が明けた瞬間、「Happey new year!」とシャンパンで乾杯し、居合わせた男女がキスをするのです。私も写真のドイツ美女に頬にいきなりキスをされ、びっくりしました!  でも、彼女は夫婦で旅行中なのでした(笑)


楽しかった夜が明け、列車で迎える4日目の朝、羊が水辺に群れる風景が広がっていました。
14羊183
西部は砂漠の多いオーストラリア大陸の車窓も東部に行くに従って変化が現れ、このようないかにもオーストラリアらしい風景が見られるのです。


何度も通ったダイニングカーで最後のランチです。隣にいる彼はイングランドからの旅人でした。
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仲良くなった子供たちです。
17子供たち186
この子たちは、今はどんな大人に成長したでしょうか。


4日目の12時55分、最後の停車駅リスゴーに着きました。
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ここからはシドニーの近郊区間に入り、ホームにはこの駅始発の2階建ての郊外電車が見えます。


パースを出発してから63時間55分、列車は4日目の15時55分、終着のシドニーに到着したのです。
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シドニーセントラルステーションには、青い空の下、巨大な時計台がそびえていました。
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  1. 2013/01/01(火) 00:00:01|
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韓国済州島で出会った蒸気機関車

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去る8月27日から4日間、鉄道取材ではなく、夏休みの家族サービスで妻子とともに韓国の済州島(チェジュト)に行ってきました。
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これは、島のあちこちにある、この島のシンボルの石像です。
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そして、この島で思いがけなく、蒸気機関車に出会ったのです。
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これは、済州市内にある三無公園を散歩した時に偶然見つけたものです。
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済州島は、韓国のハワイとも言われる韓国南部にある島で、これまで一度も鉄道が走ったことがありません。
そこで、鉄道を見たことのない子供たちのために、現役を退いた蒸気機関車を1978年に船で輸送し、この公園に静態保存したものです。この機関車は、戦前の日本統治時代に、釜山から新義州(現北朝鮮)の間の朝鮮半島を縦断する幹線を走っていました。

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日本統治時代は、悪いことばかりが強調されますが、このように交通網や公共施設を整備するなど、地元にとって日本がよいことをしていたことも事実なのです。この機関車の保存状況は極めてよく、後部に連結された客車の一部は子供図書館として開放されています。

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なお、済州島に滞在した4日間で、運の悪いことにこの島を2つも台風が直撃しました。
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これは、台風のようすを伝える韓国のテレビニュースです。

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台風が通過して青空が見えても、まだ、海はこのように荒れ狂っていました。


それでも、台風の合間を縫って、世界自然遺産の城山日出峰や、万丈窟を訪ねたり、
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韓国グルメを楽しみました。
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そして、成田空港からは、最終のNEXで家路についたのです。
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  1. 2012/09/03(月) 00:11:57|
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ドイツ鉄道の旅

2008年8月のヨーロッパ旅行の続きです。
パリ東駅からナイトトレインに乗ってミュンヘンを目指しました。


これは途中駅のシュトゥットゥガルトです。
シュトュトッガルト


そして、ナイトトレインは赤い機関車に牽引されてミュンヘン中央駅に着きました。隣にいるのはTGVです。
ミュンヘン赤い夜汽車とTGV


活気に満ちた中央駅のようすです。
ミュンヘン中央駅

よく晴れた日でした。ミュンヘン中央駅前には路面電車がいました。
ミュンヘン中央駅前

ミュンヘン市内を行くクネクネ曲がった連接の路面電車です。
クネクネ曲がる路面電車


そして、これはミュンヘンの地下鉄。
ミュンヘン地下鉄


ロマンチック街道の街、アウグスブルグでも路面電車が大活躍。ここでは、道路からクルマを締め出して、路面電車と歩行者だけが行き交っています。
アウグスブルグ路面電車


オーストリア国境に近いガルミッシュパルテンキルヒェン駅です。
オーストリア国境に近いガルミッシュ・パルテンキルヒェン駅

ここから登山鉄道に乗ってドイツアルプスを目指します。
ドイツアルプス登山鉄道

そして、これが美しい湖水のある町のアイプぜー駅です。
ツークシュビッツェ登山鉄道・アイプゼー駅到着

ここから列車はトンネルに入り、さらにロープウエイに乗り変えて頂上に向かうのですが、前年ながらこの日は霧で何も見えませんでした。

さて、次にヨーロッパに行けるのはいつの日のことでしょうか。

  1. 2012/08/15(水) 19:43:34|
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フランス鉄道の旅

2008年8月に14年ぶりに行って来たヨーロッパの旅。
最初はパリに行きました。

セーヌ川を渡る近郊電車
これは、セーヌ川を渉る近郊電車です。

パリ地下鉄の風景
パリの地下鉄駅の風景です。なんだかお洒落ですね。

パリチカテツ7号線
これは7号線の電車。

プロバン到着した列車
この列車に乗って郊外の世界遺産の町、プロヴァンに行きました。

無人駅プロバン
ローカル線の終着駅プロヴァンは無人駅で、ひっそりとしています。ローカル線が斜陽なのはいずこも同じようです。



パリ東駅
堂々とした造りのパリ東駅です。かつて、オリエント急行もこの駅から発車しました。

東駅の「TGV
東駅に並ぶTGVです。行き先がヨーロッパ各地におよび、旅情を感じます。

ナイトトレイン
このナイトトレインに乗って、ドイツのミュンヘンに向かいました。


これはパリからミュンヘンへの列車のサボ(行先表示板)です。
パリ~ミュンヘンサボ




  1. 2012/08/15(水) 19:07:37|
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韓国の3段スイッチバックと清凉里市場


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きょう、午後、韓国から帰国しました。

残念なことは、行く予定だった1日2往復のチョンソン線のダイヤが変更になっており、乗れなかったことです。私の持っていた6月の時刻表によると、朝と午後に2本運転されているはずだったのが、なんと7月から朝2往復に変更になっていたのです。わざわざこの線に乗るために分岐駅の甑山(ジュンソン)で降りたのに、誠に残念な結果でしたが、この時、再訪を誓ったのでした。

それに先立ち、山深い嶺東線の羅漢亭(ナハンジャン)には、3段式スイッチバックがあり、すべての列車はここの急な坂を行きつ戻りつしながら登ち降りして行きます。(日本でも熊本県の豊肥本線や肥薩線などにあります)私はこの珍しい風景を両側の窓に行き来しやすいビュッフェカーの中から眺めました。途中の桶里(トンニ)駅ですれ違った貨物列車が下を直前に通った下の線路を走るのが見え、鉄道ファンとしてはなかなか楽しい体験でした。でも、この区間がネックとなりスピードアップが実現しないため、現在、別に新線を建設しているそうです。新線ができるとこのスイッチバックは廃線となってしまうので、どうしてもその前に来たかったのが、ここに来た理由でした。
甑山では4時間も時間が余りましたが、韓国冷麺の食べたり、トウモロコシ、唐辛子、トマト、ネギ、カボチャなど、実り豊かな畑の農作物や花を眺めているうちに、すぐに時間は過ぎました。

江陵からの列車はソウルの北部にある清凉里(チョンニャンニ)駅から発着するので、昨夜はその駅前に泊まりました。ここは東京で言うなら上野のような駅です。でも、周囲はどちらかと言うと錦糸町に似ていす。
今朝、近くの市場を散歩しました。そこは観光客が行くような場所ではなく、庶民の市場です。そこには、多くの農作物や魚介類に混じって様々な肉も売られていました。その中には明らかに犬とわかる物もあり、近くにはうつろな表情の犬たちが檻の中にいました。これは決してペットショップではありません。そう、朝鮮半島では犬を食べる食文化があるんです。さすがの私もこれだけは食べたくないですね。

というわけで、9日間の韓国放浪の旅は終わりました。

写真は甑山駅に着いた急行ムグンファ号、スイッチバックして下の線を走る貨物列車、それに清凉里市場のようすです。
  1. 2009/08/08(土) 23:50:00|
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韓国・江陵(カンヌン)にて




ソウルから急行ムグンファ号の夜行列車に乗り、今朝、日本海側の町江陵(カンヌン)に着きました。
朝は朝鮮王朝時代の古い建物を訪ね、午後は海沿いを走るジョイフルトレインの旅を楽しみました。ただ、海岸線には有刺鉄線が張られ、北朝鮮との厳しい関係を実感しました。この海岸では12年前に銃撃戦があったのです。
明日はチョンソン線という1日2往復しかない山の中のローカル線を訪ねます。

写真は清凉里(チャンニャンニ)駅で発車を待つ江陵(カンヌン)行き夜行列車、江陵の李朝時代の船橋荘(ソンギョジャン)庭園、世界一海の近い駅とギネスブックに載っている『正東津(ジュンドンジン)駅』・・・ホントは鶴見線海芝浦の方が近いと思うけど・・・に着いた江陵のシーサイドトレインと観光客です。

  1. 2009/08/06(木) 18:45:00|
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釜山(プサン)にて




昨日、韓国新幹線KTXに乗って港町、釜山に来ています。港には下関行のフェリーの姿がありました。
きょうは日帰りで古都慶州(キョンジュ)へ行き、明日は妻子が帰国します。いよいよ鉄道一人旅の開始です。

写真は慶州の仏国寺、釜山タワーからの釜山港夜景、釜山のチャガルチ市場の風景です。
  1. 2009/08/04(火) 23:23:00|
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