田中正恭の汽車旅日記

ここは、紀行作家・田中正恭 (たなかまさやす) が、つれづれなるままに各地の旅や、鉄道に関する話題について綴っており、原則として毎週日曜日に更新しています。時には鉄道以外の話題になることもありますが、よろしくお願い致します。内容につきましてのご感想や、執筆や講演などの依頼がありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。なお、写真や文章の無断転載はご遠慮願います。

伊豆急行の春

先週は冬の飯山線をご紹介しましたが、今週は一転して2月末、早くも春が訪れた伊豆急行の旅にご案内します。
伊豆急行は、静岡県の伊東から伊豆急下田までの45.7キロを結んでいます。けれども、多くの列車は東海道本線の熱海~伊東間のJR伊東線と直通運転をしており、また、すべての特急列車は東京方面から直通しているため、JRと強い結びつきがあります。

これは熱海駅で発車を待つ「リゾート21黒船電車」です。
①黒船電車熱海
リゾート21は最前部と最後部が展望席になっており、そのほかの車両も東側の席は海の方を向いて、景色が楽しめるようになっています。

伊豆稲取を過ぎると、伊豆七島のひとつ、利島が見えてきました。
②利島
相模灘がキラキラと輝いています。


そして、河津駅で途中下車をしました。
③賑わう河津
正に河津桜が満開で、あたりは大勢の観桜客で賑わっていました。

河津川の畔を251系「スーパービュー踊り子」が走って行きます。
④SV踊り子河津桜
菜の花と、濃いピンクの河津桜のコラボレーションがなんとも鮮やかです。

「踊り子」も通過して行きました。
⑤河津桜踊り子

本当にいいお天気です。
⑥河津桜踊り子

さらに伊豆急に乗って終点の伊豆急下田までやって来ました。
⑦伊豆急下田駅

駅の近くで伊豆の地酒「伊豆の里」を買って、復路は「リゾート21ドルフィン」に乗ります。
⑧R21伊豆の里

これが、最前部の展望室からの眺めです。
⑨展望室◎
地酒でほろ酔い気分になりながら、この風景を特等席から楽しみます。

今度は伊豆稲取で降り、徒歩15分、稲取温泉近くの海岸に行きました。
⑬伊豆大島
そこからは、正面に伊豆大島を眺めることができます。

やがて、海を隔てた向こう側に「マリンエクスプレス踊り子」がやって来ました。
⑩マリンEX踊り子稲取
成田エクスプレスのE259系を使ったこの列車が週末などに臨時列車として伊豆急に乗り入れてきます。


次は、お馴染みの185系「踊り子」です。
⑪踊り子◎稲取
この電車が伊豆半島を走るようになっったのは昭和56年のこと。早くも34年もの歳月が流れました。

次の列車が来る間は、のんびりと海を眺めていました。
⑫飛び立つ海鳥
すると、黒い海鳥が飛び立っていくところでした。

やがて、黒船電車がやって来ます。
⑭黒船稲取
通常は普通列車として熱海~伊豆急下田間を往復しています。

街のあちこちに可愛い吊るし雛が飾られていました。
⑮吊るし雛
稲取は吊るし雛の発祥の地だそうです。

再び、電車に乗って北上すると、伊豆高原で「アルファリゾート21」に出会いました。
⑯αR21伊豆高原
この列車は特急「リゾート踊り子」として東京から観光客を運んできます。

次に川奈で下車をして、山の上から富戸~川奈間にある鉄橋を眺めました。
⑰川奈鉄橋SV踊り子
やって来たのは「スーパービュー踊り子」です。

続いては普通列車。
⑱普通川奈鉄橋
嬉しいことに普通列車も海側はクロスシートになっています。

そして、「リゾート21ドルフィン号」もやってきました。
⑲川奈鉄橋R21ドルフィン
黒船電車やドルフィン号は、乗車券だけ持っていれば、特別料金なしで乗れるので、お値打ち感があります。
なんだか、伊豆急には楽しい電車が多いですね。

帰りに、伊東にある老舗旅館「大東館」の建物を活用した「K’house」で温泉に入って来ました。
⑳伊東温泉
建築後百年というこの建物は、国の有形文化財に指定されています。
でも、今はなんだか外国人を意識したようなネーミングの宿で、風呂はきれいに改装されており、脱衣場には各国語で書かれた「日本のお風呂の入り方」というパンフレットが置いてありました。

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  1. 2015/03/29(日) 00:03:15|
  2. 東海
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