田中正恭の汽車旅日記

ここは、紀行作家・田中正恭 (たなかまさやす) が、つれづれなるままに各地の旅や、鉄道に関する話題について綴っており、原則として毎週日曜日に更新しています。時には鉄道以外の話題になることもありますが、よろしくお願い致します。内容につきましてのご感想や、執筆や講演などの依頼がありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。なお、写真や文章の無断転載はご遠慮願います。

エジプト・鉄道の旅(その1)

もう22年も前のことですが、きょうは1991年にエジプトを鉄道で縦断した旅をご紹介しましょう。

まず、エジプトといえば、なんと言ってもピラミッドとスフィンクスですね。
01スフィンクス260
後方にあるのは、カフラー王のピラミッドです。


そして、砂漠にはラクダが似合いますね。
02ラクダ261


さて、列車の旅を始めましょう。
03カイロ駅262
これは、カイロのラムセス中央駅です。


この駅から夜7時ちょうどに発車するアスワン行の「ナイル特急」に乗りました。
04カイロ駅263
この列車は外国人もよく利用するエジプト随一の豪華列車です。

左側の人はこの列車の車掌さんです。
05スタッフ264
車掌さんに「明日、ルクソールには何時に着きますか?」と訪ねました。
すると、彼は「それはわたしたちにもわからない。ある時は、10時に着いたし、ある時は6時に着いた。それはアラーの神のみが知っている」と答えたのです!
ちなみにトーマスクックの世界時刻表によれば、朝6時半に着くことになっていました。


これが1等の車内です。清潔でコンパクトにまとまっており、ゆっくりと休むことができました。。
06車内265


そして、こちらは車内にあるバーでのひと時です。
07バー266
イスラムの国では禁酒のはずですが、その点は厳格ではなくエジプト産のビールを飲むことができました。


翌朝、気がつくと、名も知らぬ小さな駅に停車しています。
08小さな駅267
なぜか、ロバに乗った人々が列車を眺めていました。


結局、列車はアラーの神のお導きにより(?)、8時半にルクソールに着きました。
09ルクソール駅268
私は個人旅行だったのですが、列車内で会ったパックツアーの日本人のグループが「早く着きましたね」と言っています。というのも、彼らの旅程表には、ルクソールには10時に着くことになっていたからだそうです。
それは、旅行社が旅程を作るときに苦情が出ないように遅めに書いておいたのでしょう。時刻表の上では6時半に着くはずなのですから、「定刻より3時間半遅れるはずが、2時間しか遅れなかっただけです」と私が教えると、たいそう驚いていました。定刻通り走るのが当たり前の日本の鉄道に慣れていると、そんな感覚は信じられないことですね。


これがルクソール駅です。
10ルクソール駅269


ルクソールのスーク(市場)を散歩してみました。
11ルクソール男270
まるで、アラビアンナイトに出てくるような男たちが歩いています。

黒いブルカに身を包んだ女性たちもいます。
12ルクソール女271
正にこういった風景を異国情緒というのでしょうか。

これは、ナイル川の船着き場に並んでいた男たちです。
13ルクソール男273
食用にする鳩の入った籠や、大きな荷物をかついでおり、カメラを向けると陽気にVサインをする人もいました。


そして、これが夜のルクソール神殿です。
14ルクソール神殿272
なんともいえない幻想的な世界でした。

この続きは、次回はアスワンまでの急行列車の旅をご紹介しましょう。
なお、次回の公開は4月17日朝の予定です。
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テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

  1. 2013/04/13(土) 02:03:43|
  2. 海外の旅
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

画像を拝見するだけでも楽しかったです。
本当に異次元の世界!!
それにしてもまさやすさん若いです!!
  1. 2013/04/13(土) 16:32:26 |
  2. URL |
  3. #7Roe0RGI
  4. [ 編集 ]

すみません。前のコメントμでしたv-82
  1. 2013/04/13(土) 16:35:55 |
  2. URL |
  3. μ #7Roe0RGI
  4. [ 編集 ]

μさん

いつもコメントありがとうございます。
異次元の世界にまた行ってみたいです。

エジプト篇の後半の公開は17日の予定ですので、またご覧ください。
  1. 2013/04/14(日) 17:53:42 |
  2. URL |
  3. まさやす #-
  4. [ 編集 ]

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