田中正恭の汽車旅日記

ここは、紀行作家・田中正恭 (たなかまさやす) が、つれづれなるままに各地の旅や、鉄道に関する話題について綴っており、原則として毎週日曜日に更新しています。時には鉄道以外の話題になることもありますが、よろしくお願い致します。内容につきましてのご感想や、執筆や講演などの依頼がありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。なお、写真や文章の無断転載はご遠慮願います。

奥尻島の旅

この6月、江差線で江差を訪れた後、北海道の南西部の日本海に浮かぶ奥尻島に足を延ばしました。
1船
奥尻島へは、江差港から2時間10分の船旅です。


奥尻港ではマスコットの「うにまる」の出迎えを受けました。
2うにまる
奥尻はうにの名産地として有名です。


これは、奥尻島のシンボルの鍋釣岩です。
3鍋釣岩
奥尻港からほど近いところにあります。


6月の奥尻は島中に花が咲き乱れ、一年中で一番いい季節を迎えます。
4八重桜
白樺林の中にある八重桜です。今年は寒い日が多かったため、開花が遅れたそうです。


そして、海岸にははまなすが咲き始めました。
5はまなす
6月も中旬になると、一斉に花を開き、海際のあちこちに濃いピンクの姿を見せてくれます。

6スズランこれは、ご存知、スズラン。


民家の軒先にはこんな花が咲いていました。
7町の花8町の花


そして、こちらは山の中の花です。
9山の花10山の花ナガハシスミレ
こんな可憐な花たちを眺めながら、山の中で気持ちのいいひと時を過ごしました。


奥尻島はプロ野球・阪急ブレーブス~オリックスのエースだった佐藤義則投手の出身地です。
11佐藤
島内のうにまる公園には「佐藤義則野球展示室」があり、そこには、彼の歴代のユニフォームや、新人王、最多勝、最優秀防御率など、現役時代の数々の輝かしい記念品や写真が展示されていました。
12佐藤


さて、島を一周してみましょう。
これは、海に突き出た小さな岬にある宮津弁天宮です。
13宮津弁天宮
島の漁師たちの海の守り神として崇められてきました。

こちらは島の北端、稲穂岬にある賽の河原です。
14賽の河原
なんだか、厳かな気持ちにさせられる場所でした。

これは稲穂岬灯台です。
15稲穂岬灯台
背後にうっすらと北海道本島が見えています。

島の西海岸にあるモッ立岩です。
16モッ立岩
集落の少ない西海岸には、このような奇岩の見える海岸線が続きます。

そんな西海岸にある神威脇温泉です。
17神威脇温泉
島人たちとのんびりとした時間を過ごしました。

奥尻島といえば忘れられないのが平成5年7月12日に島を襲った北海道南西沖地震に伴う大津波です。
18初松前
ここは10メートルの津波に襲われ、集落が壊滅した初松前地区の海岸にある高さ11メートル防波堤です。私は36年前、当時、この初松前地区にあったユースホステルに4泊したことがありました。
思わず、そこにあった慰霊碑にそっと手を合わせました。


これは無縁島海岸に沈む夕陽です。
19無縁島日暮れ

藻内地区の夕景です。
20藻内夕景
震災のこのあたりは20メートルもの大津波が襲ったそうですが、そんなことは忘れたかのように、あたりは静まり返っていました。

島の南端にある青苗岬灯台が光っています。
21青苗岬灯台
島南部の中心地の青苗地区も津波で大きな被害を受けましたが、今はすっかりきれいな街に生まれ変わっていました。

そして、民宿「小林」の夕食です。
22夕食
大きなホッケに、アワビ、刺身、島で採れた山菜などが並んでいます。私は「うに」は苦手なので、あえて注文しませんでした。


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テーマ:島の風景 - ジャンル:旅行

  1. 2013/07/21(日) 00:30:23|
  2. 北海道
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

風光明媚

こちらの大きな画像ですと、
葉も花もはっきり見えて、ハマナスとわかりました。

北の海の色は深いですね。
今は津波の被害を受けたとも思えぬ静けさ、
人々はどんな暮らしをしているのでしょう?
  1. 2013/07/22(月) 22:52:36 |
  2. URL |
  3. μ #V7Kytoj6
  4. [ 編集 ]

μさん

いつもコメントありがとうございます。
奥尻は津波から20年、街はすっかりきれいに復興を遂げました。人口は昔より減っていますが、漁業と観光に活路を求めているようです。海の美しさは昔と変わることがありませんでした。
  1. 2013/07/23(火) 00:42:29 |
  2. URL |
  3. Tまさやす #-
  4. [ 編集 ]

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