田中正恭の汽車旅日記

ここは、紀行作家・田中正恭 (たなかまさやす) が、つれづれなるままに各地の旅や、鉄道に関する話題について綴っており、原則として毎週日曜日に更新しています。時には鉄道以外の話題になることもありますが、よろしくお願い致します。内容につきましてのご感想や、執筆や講演などの依頼がありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。なお、写真や文章の無断転載はご遠慮願います。

山陰本線・下夜久野駅と上夜久野駅

今週は山陰本線の下夜久野駅と上夜久野駅の周辺にご案内しましょう。
このあたりは、京都府と兵庫県との県境付近に位置し、かつては夜久野(やくの)町と呼ばれていました。けれども、平成の大合併により、近くの大江町と三和町と共に平成18年に福知山市に吸収合併され、その町の名は消えてしまいました。日本標準時の明石市の真北に位置していて、子午線の通る町としてPRしていたものです。

下夜久野~上川口間に架かる第二牧川橋梁に普通列車がやってきました。
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朝霧の中、なんだか、いい田舎の風景です。

これが下夜久野駅です。下夜久野駅と上夜久野駅は普通列車しか停車しない山あいの小さな駅です。
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かつての木造駅舎はなく、今は自動車販売店の建物の一部を間借りしているような感じです。

ホームに通じる跨線橋の内部です。
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無人駅になって久しく、そこには小さな券売機が設置されているだけでした。

ホームにある木造の待合室ですが、中には列車を待つ人は誰もいませんでした。
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きれいに塗装されていましたが、この待合室の入口には、大正5年の財産標がありました。
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このあたりは農業が盛んで「農匠の郷」という看板がありました。
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でも、はたして、列車でここを訪ねる人がいるのでしょうか?

こちらはお隣の上夜久野駅です。
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道路から離れているため、本当にひっそりとした山里にあります。

駅舎は撤去され、長いホームが、かつて長大編成の列車が発着していたころを思い出させてくれます。
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でも、この駅で列車を待つ人は、老婆がひとりだけでした。

駅前にある古びた案内図です。
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もう50年以上はたっているでしょうね。この看板に記載された商店のうち、はたして何軒が現存しているのでしょうか。

駅の近くを特急「こうのとり」が通過して行きました。
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381系という国鉄時代の車両がまだ現役で頑張っています。

下夜久野切符2上夜久野切符
国鉄時代の乗車券です。この両駅が無人化されたのは、昭和59年のことでした。



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  1. 2014/06/22(日) 00:10:20|
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