田中正恭の汽車旅日記

ここは、紀行作家・田中正恭 (たなかまさやす) が、つれづれなるままに各地の旅や、鉄道に関する話題について綴っており、原則として毎週日曜日に更新しています。時には鉄道以外の話題になることもありますが、よろしくお願い致します。内容につきましてのご感想や、執筆や講演などの依頼がありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。なお、写真や文章の無断転載はご遠慮願います。

小樽市総合博物館

今週は、北海道の小樽市総合博物館をご紹介します。
この博物館は、旧国鉄手宮駅跡にあった小樽市交通記念館と、小樽市青少年科学技術館を平成19年に統合した博物館ですが、本館の主要な展示物は、北海道などの鉄道に関する物が大多数を占めています。
1外観
これが、博物館本館の入口です。

入るとすぐに、「しずか号」が展示されています。その後ろにあるのは、「い1」という明治25年製の1等客車です。
2シズカ7106号
「しずか号」は、明治13年にアメリカから輸入され、北海道初の鉄道として走った蒸気機関車で、鉄道記念物に指定されています。

こちらは同時期に輸入された「弁慶号」の模型です。
3弁慶模型
なお、相方ともいうべき「義経号」は今年閉館になった大阪の交通科学博物館に保存されていましたが、京都の梅小路蒸気機関車館に移転されています。

屋外にもたくさんの車両が展示されています。
4外の車両群
ここは、元々、廃線になった国鉄手宮線の手宮駅構内だったところです。幌内などの炭鉱から積み出された石炭が、手宮港から各地へと輸送されていたのです。
5アイアンホース
左の煉瓦造りの建物は、明治18年に建造された手宮機関庫で国の需要文化財に指定されています。
そして、転車台の上に乗っているのは1909(明治42)年アメリカ製の蒸気機関車アイアンホース号で、かつて、中米グアテマラで砂糖キビ列車を牽引していた機関車です。平成5年に海を越えて小樽にやってきました。

北海道ならではの雪掻き車です。
6キ601
これは、キ601というアメリカ製のロータリー式除雪車で、大正12年に造られたものです。

そして、こちらはキ752(左)と、キ718です。
7キ752、キ718
いずれも、昭和初期の除雪用の貨車です。


こちらは、「キハ03」という昭和31年製の小型レールバスです。
8キハ03
北海道のローカル線用に寒冷地仕様で開発されましたが、定員が少なく、故障が多かったので、稼働した期間は短かったそうです。

そして、これは昭和34年製のキハ22です。
9キハ22
北海道内の各地のローカル線で見られたものです。

そして、これは特急北海などにに使用されたキハ82(昭和36年)と、宗谷本線などで活躍したC55蒸気機関車(昭和12年)です。
10C55とキハ82
このC55 50号機は、昭和49年3月に、宗谷本線の塩狩付近で撮影したことがあります。
11C5550.jpg
これが、その時の写真です。あれから、すでに40年以上の年月が過ぎてしまいました。

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テーマ:鉄道の旅 - ジャンル:旅行

  1. 2014/12/07(日) 00:02:11|
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