田中正恭の汽車旅日記

ここは、紀行作家・田中正恭 (たなかまさやす) が、つれづれなるままに各地の旅や、鉄道に関する話題について綴っており、原則として毎週日曜日に更新しています。時には鉄道以外の話題になることもありますが、よろしくお願い致します。内容につきましてのご感想や、執筆や講演などの依頼がありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。なお、写真や文章の無断転載はご遠慮願います。

雪の飯山線

今週は、信濃から越後の豪雪地帯を行く、冬の飯山線をご紹介します。

飯山線は、信越本線の豊野と上越線の越後川口間を結ぶ96.7キロのローカル線です。
沿線は国内でも有数の豪雪地帯として知られており、冬期間は大雪のため、運休になることも珍しくはありません。

長野駅で赤い列車はしなの鉄道の電車と並んで、発車を待つ飯山線の列車です。
①長野駅
飯山線の起点は豊野ですが、すべての列車が県都の長野まで乗り入れています。

信州の地酒「渓流」を片手に出発進行!
②地酒渓流
飯山線は、正に渓流に沿って走ります。
③上今井付近
これは、上今井付近を行く列車から眺めた千曲川の流れです。

替佐(かえさ)~蓮(はちす)間の千曲川に沿って走る飯山線の列車です。
④替佐~蓮
長野では雪がなかったのに、このあたりまで来るとだんだん積雪が多くなっていきます。
⑥お地蔵様
蓮駅の近くのお地蔵さまは雪に埋もれていました。

蓮駅に到着した越後川口行の列車です。
⑤蓮
JR東日本のローカル線ではお馴染みのキハ110が走っています。

列車は飯山駅に到着しました。
⑦飯山駅到着

なんとも趣のある駅舎がありました。
⑧飯山駅舎
でも、北陸新幹線飯山駅開業を前に、駅は300メートル豊野寄りに移転してしまいました。

これは、ホームにあった飯山駅名物の「七福の鐘」です。
⑨飯山駅幸福の鐘
でも、この鐘も移転先のホームでは見ることができません。

冬には珍しく、本当にいいお天気でした。
⑩千曲川
千曲川は、この先、長野県から新潟県に入ると、信濃川とその名が変わります。

県境の駅、森宮野原にあるJR日本最高積雪地点の記念碑です。
⑪森宮野原の記念柱
ここで、終戦間近の昭和20年2月12日に、7メートル85センチもの積積があったそうです。

津南駅です。
⑫津南駅

そして、こちらは越後水沢駅です。
⑬越後水沢駅
このあたりは本当に雪が深いですね。

列車は十日町に着きました。
⑭十日町駅停車中
背後に北越急行(ほくほく線)の高架橋が見えています。平成9年に開通したほくほく線は、越後湯沢で上越新幹線からバトンタッチして北陸方面でのメインルートとして特急「はくたか」が疾走していましたが、北陸新幹線の開業とともに特急は全廃され、ローカル輸送だけになってしまいました。わずか、18年間で幹線として特急が走っていた高架線がローカル輸送だけになってしまうのは、あまりにももったいないことだと思います。

これは、十日町駅構内の除雪車です。
⑮十日町駅除雪車
雪国を走る鉄道には欠かせない車両です。

終点の越後川口に到着した列車です。
⑯越後川口駅
越後川口では上越線に接続しています。

さて、ここからは、昭和55年2月の飯山線です。
⑰S55上今井
上今井駅のようすです。この当時は、まだ飯山線に貨物列車が走っていました。

雪深い越後田中駅です。
⑱S55越後田中駅
渋い木造駅舎が残っていましたが、今は、もう跡形もありません。

そして、十日町駅です。
⑲S55十日町
まだ、ほくほく線は影も形もありませんでした。

国鉄時代の切符です。
⑳国鉄時代切符
当時は有人駅が多く、自動販売機がなかったので、硬券切符が普通に使われていました。昭和は遠くなってしまいましたね。


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  1. 2015/03/22(日) 00:03:18|
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