田中正恭の汽車旅日記

ここは、紀行作家・田中正恭 (たなかまさやす) が、つれづれなるままに各地の旅や、鉄道に関する話題について綴っており、原則として毎週日曜日に更新しています。時には鉄道以外の話題になることもありますが、よろしくお願い致します。内容につきましてのご感想や、執筆や講演などの依頼がありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。なお、写真や文章の無断転載はご遠慮願います。

新津鉄道資料館

今週は新潟県にある新津鉄道資料館をご紹介しましょう。
①腕木式信号
新津鉄道資料館は、信越本線、羽越本線、磐越西線が交差し、昔から鉄道の要衝として栄えた旧新津市にあり、現在は平成の大合併により新潟市秋葉区になっています。
②資料館正面
資料館は新津駅からバスで8分ほどの場所にあります。

屋外には初代上越新幹線の200系と、C57蒸気機関車が展示されています。
③200系・C57
屋内には新津保線区の保線車両があります。
④保線車両
展示されている車両は少ないのですが、ここは新潟に特化した資料館で、地元に関係のある貴重な資料が並んでいます。

これは、明治時代の初代新潟駅です。
⑤明治初代新潟駅
新幹線が発着する現在の新潟駅からは想像できないのどかな駅ですね。

そして、こちらは昭和初期の新津駅です。
⑥昭和初期新津駅(H13解体)
蒸気機関車がよく似合う趣のある駅舎で、「SLばんえつ物語号」が運転を開始した当初はまだ健在でした。けれども、残念なことに平成13年に解体されてしまいました。

これは、昭和57年の上越新幹線開通記念入場券です。
⑦上越新幹線開通記念切符
開通してからすでに33年の月日が流れました。

こちらはさよなら魚沼線記念入場券です。
⑧さよなら魚沼線記念入場券S59
魚沼線は信越本線の来迎寺から西小千谷(にしおじや)を結んでいましたが、国鉄末期の昭和59年に廃止されてしまいました。

これは、国鉄末期に新津駅に掲げられていた時刻表です。
⑨国鉄末期新津駅時刻表
磐越西線の「西」の字がありません。

そして、こちらはかつて新津駅正面にあった大時計です。
⑩新潟駅大時計
いったい、何年間、時を刻んでいたのでしょうか。

「SLばんえつ物語」のヘッドマークです。クリスマスバージョンのものもありました。
⑪ばんえつヘッドマーク
向こう側には「出羽」と「鳥海」のヘッドマークも見えますね。


国鉄JRだけでなく、今は廃止された蒲原鉄道と新潟交通の関連資料もありました。
⑫蒲原鉄道新潟交通

屋外にあった国鉄赤谷線の駅名票です。
⑬赤谷線駅名票
赤谷線は羽越本線の新発田(しばた)駅から東赤谷を結んでいましたが、昭和59年に廃止されました。

さて、街を歩いてみましょう。
鉄道の町、新津はあちこちで、鉄道に関する物を見ることができます。
⑭マンホール
マンホールには蒸気機関車が描かれています。

商店街に機関車の動輪が置いてありました。
⑮動輪

そして、なぜか、踏切の警報器が立っています。
⑯街中の警報機
建物の壁には蒸気機関車の写真が飾られ、「鉄道の町・新津」の文字が見えます。

これが、現在の新津駅です。
⑰新津駅
かつては、大阪~青森の日本海縦貫線を行く特急「日本海」「白鳥」や、急行「きたぐに」が停車し、この3月までは札幌~大阪を結ぶ寝台特急「トワイライトエクスプレス」が停車していました。
でも、今では日本海縦貫線を走る旅客列車は一本もありません。
⑱長岡行到着
やがて、長岡行の普通列車がやってきました。
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  1. 2015/06/21(日) 00:01:58|
  2. 甲信越
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

廃線前に蒲原鉄道に乗りました。資料が見れるのはすばらいいことですね。
  1. 2015/06/21(日) 02:39:43 |
  2. URL |
  3. Masa #bhhZubZs
  4. [ 編集 ]

Masaさま

コメントをありがとうございます。蒲原鉄道は、正に全盛期の遺物のようでしたね。30年以上前の夏に加茂から五泉まで乗り通しましたが、雪深い冬にも乗りたかったです。
  1. 2015/06/22(月) 11:10:08 |
  2. URL |
  3. 田中正恭 #-
  4. [ 編集 ]

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