田中正恭の汽車旅日記

ここは、紀行作家・田中正恭 (たなかまさやす) が、つれづれなるままに各地の旅や、鉄道に関する話題について綴っており、原則として毎週日曜日に更新しています。時には鉄道以外の話題になることもありますが、よろしくお願い致します。内容につきましてのご感想や、執筆や講演などの依頼がありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。なお、写真や文章の無断転載はご遠慮願います。

阿武隈急行の春

今週は福島県の県都、福島から宮城県の槻木(つきのき)間、54.9キロを結ぶ阿武隈急行の、花いっぱいの春をご紹介しましょう。

阿武隈急行の前身は、昭和43年に槻木~丸森間17・4キロが開通した国鉄丸森線です。
国鉄時代は、一日たった5往復の気動車が、細々と走っていたに過ぎず、国鉄の財政破綻により、第一次廃止対象線区に指定されました。
けれども、元々、東北本線のバイパスとして、丸森~福島間の延伸工事が進んでいたこともあり、昭和61年に第三セクターの阿武隈急行に移管され、昭和63年に、未開業区間が全通し、それと同時に電化されたのでした。

これは福島駅です。
①福島駅 (550x365)
福島交通飯坂線(右側)と同じホームから発着しています。

瀬上(せのうえ)~向瀬上(むかいせのうえ)間にある第一阿武隈川橋梁を「伊達なトレイン」ラッピング電車が渡ります。
②瀬上~向瀬上 (550x357)
周囲は、桃の花が咲き誇っています。
③向瀬上 (550x367)
向瀬上駅に到着した福島行の電車です。
④桃源郷 (550x367)
あたりは正に桃源郷の世界でした。

上保原~保原間を行く電車です。
⑤上保原~保原 (550x367)

梁川(やながわ)駅の風景です。
⑥梁川駅ホーム (550x364)
この駅で折り返す福島行の電車も多く、車庫もある阿武隈急行の中枢駅です。

そんな梁川駅前にある伊達市誕生記念に植えられた桜も満開でした。
⑦梁川駅 (550x367)

これは、やながわ希望の森公園前駅に停車する福島行のラッピング電車です。
⑧梁川希望の森公園前 (550x367)

この駅に近い「やながわ希望の森公園」は、広大な敷地に大きな池があり、数多くの桜が植えられています。
⑨希望の森公園 (550x367)
駅から公園の西口までの800メートルを走る、B62418形蒸気機関車「さくら1号」です。
⑩SL (550x367)
満開の桜のトンネルの中を列車は走ります。

終点に着くと、機関車を転車台に乗せて方向転換をします。
⑪転車台 (550x367)
⑫家族連れ (550x367)
家族連れが、楽しそうに列車の窓からお花見をしていました。


阿武隈急行は、福島県から宮城県の県境にかけて、阿武隈川に沿って深い山の中を走ります。
⑬阿武隈川の春 (367x550)
⑭第2阿武隈川橋梁 (550x367)
あぶくま~丸森間の第二阿武隈川橋梁を渡る電車です。
⑮第2阿武隈川橋梁2 (550x367)
豊かな水をたたえる阿武隈川は、ゆったりと流れていました。
⑯橋梁3 (550x367)

もうすぐ丸森に到着します。
⑰あぶくま~丸森 (550x367)

これが丸森駅です。
⑱丸森駅 (550x360)
かつて、国鉄丸森線の終着駅だったころと、その佇まいは変わることはありません。

⑲丸森到着 (550x358)
上り列車が丸森にやってきました。

これは角田駅です。
⑳角田駅 (550x367)
こちらは国鉄時代とは比べ物にならないほど立派な駅舎になりました。

そして、終点の槻木駅に着きました。
㉑槻木駅 (550x367)
この駅からはJR東北本線に接続しており、朝夕の通勤時間帯に1本ずつ仙台まで直通列車が乗り入れています。

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テーマ:鉄道の旅 - ジャンル:旅行

  1. 2016/05/22(日) 00:02:28|
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