田中正恭の汽車旅日記

ここは、紀行作家・田中正恭 (たなかまさやす) が、つれづれなるままに各地の旅や、鉄道に関する話題について綴っており、原則として毎週日曜日に更新しています。時には鉄道以外の話題になることもありますが、よろしくお願い致します。内容につきましてのご感想や、執筆や講演などの依頼がありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。なお、写真や文章の無断転載はご遠慮願います。

羽越本線・村上駅、鮭と酒の町・村上の情景

今週は晩秋に訪れた新潟県にある羽越本線村上駅と、城下町村上の情景をご紹介します。
村上市は16世紀に本庄氏が築城した村上藩の城下町として栄えました。

新潟から快速「きらきらうえつ」に乗ると、50分で村上に着きます。
①きらきらうえつ

これが村上駅です。
②村上駅
村上はすべての特急列車が停車する新潟県北部の中心都市です。

城下町、村上にはいくつかの武家屋敷や古い街並が残されています。

これは旧成田家住宅です。
③成田家
赤い紅葉がなんともきれいでした。

こちらは旧若林家住宅です。
④重文若林家
江戸時代中期のこの建物は国の重要文化財に指定されています。

若林家の軒下に干されている鮭です。
⑤若林家の鮭
村上は200年以上前に、青砥武平治という人が、鮭が産卵のため川に登ってきやすいように工夫したために豊漁となり、鮭とともに栄えてきた町なのです。

紅葉が本当に綺麗ですね。
⑥木羽葺き石置屋根
左奥にある建物は木羽葺き石置屋根という、北越後特有の伝統的な屋根で、屋根の上の石が、冬の強い風雪にも耐えられるように造られています。

こちらは「おしゃぎり会館」にある村上大祭の山車です。
⑦おしゃぎり会館
この地方では山車のことを「おしゃぎり」と呼びます。

おしゃぎり会館からは村上城跡を望むことができます。
⑧村上城址
臥牛山(がぎゅうざん)に築かれた城址には、今は石垣が残されているばかりです。

こちらは安善小路にある黒塀です。
⑨安善小路の黒塀
このあたりにはいくつかのお寺が並んでいます。
⑩浄念寺のイチョウ
浄念寺のイチョウが見事に色づいていました。

民家の板塀にも鮭の模様が施されています。
⑪鮭の板塀
それだけ、鮭と縁の深い町なのです。

それとともに、村上は酒どころでもあります。
⑫田村酒店
こちらは越後の地酒を売る田村酒店です。

そして、こちらは大洋酒造の和水蔵(なごみぐら)です。
⑬大洋酒造和水蔵
蔵の中の試飲コーナーです。
⑭利き酒
9種類ものお酒を試飲しましたが、クルマだとこうはいきません。これは列車の旅の特権ですね。
村上は鮭と酒の町なのです。

夕暮れの村上駅に新津行の普通列車がやって来ました。
⑮夕暮れの駅
羽越本線は全線電化区間なのに、時々、電車ではなく、ディーゼルカーがやって来ることがあります。

今と昔の村上駅のスタンプです。
⑯スタンプ今⑰スタンプ昔
やはり、図柄に鮭が描かれていました。

⑱入場券今昔そして、今と昔の入場券です。

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テーマ:鉄道の旅 - ジャンル:旅行

  1. 2016/12/11(日) 00:01:11|
  2. 甲信越
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