田中正恭の汽車旅日記

ここは、紀行作家・田中正恭 (たなかまさやす) が、つれづれなるままに各地の旅や、鉄道に関する話題について綴っており、原則として毎週日曜日に更新しています。時には鉄道以外の話題になることもありますが、よろしくお願い致します。内容につきましてのご感想や、執筆や講演などの依頼がありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。なお、写真や文章の無断転載はご遠慮願います。

今はなき岡山臨港鉄道

今週は昭和のころに廃止された岡山県のローカル私鉄の第2回目、国鉄宇野線の大元と岡山港間8・1キロを結んでいた岡山臨港鉄道をご紹介します。

岡山臨港鉄道は、沿線工場の物資の輸送を主目的に昭和22年大元~岡山港間が開業し、当初は工場従業員や沿線住民のために全線で旅客輸送も行なっていました。
しかし、昭和48年に、岡南元町(こうなんもとまち)~岡山港間はの旅客輸送廃止し、貨物専用線となったため、私が訪れた昭和56年には旅客輸送は大元~岡南元町間6・6キロの区間になっていました。

これは大元駅で発車を待つ岡南元町行の列車です。この時、すでにかなりくたびれていました。
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全列車同じ区間を走ります。この時点での一日の運転本数は一日13本(平日)でした。

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駅名票とサボ(行先表示板)です。
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わずか5駅、15分で終点の岡南元町に着きました。。
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列車の反対側はこんな形をしていました。
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元々は二両以上で運転されていた気動車を単行運転できるように改造して、一両に両側に運転台を設置したため、こんな歪な姿になったようです。

これが岡南元町駅です。
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小さな駅舎に駅員さんが勤務していました。
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周囲は工場や倉庫の並ぶ臨海地帯でした。

これが、岡山臨海鉄道の乗車券です。
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その後、岡山臨海鉄道は貨物輸送と旅客ともに激減し、私が訪れた日からちょうど3年後の昭和59年末に全線で廃止されてしまいました。

来週は、下津井電鉄をご紹介します。
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  1. 2017/06/11(日) 00:02:10|
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