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田中正恭の汽車旅日記

ここは、紀行作家・田中正恭 (たなかまさやす) が、つれづれなるままに各地の旅や、鉄道に関する話題について綴っています。原則として毎週日曜日に更新しており、時には鉄道以外の話題になることもありますが、ご了承ください。また、2018年10月より「テツドラー田中の乗り鉄日記」としてYahoo!クリエーターズプログラムにもレギュラー投稿していますので、そちらもご覧頂ければ幸いです。なお、内容につきましてのご感想や、執筆や講演、出演などの依頼がありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。なお、写真や文章の無断転載はご遠慮願います。

北京からモンゴル国境へ

これは北京站で発車を待つモスクワ行、3次列車です。
⑬機関車
今週から4回にわたって、今から20年前、1998年の夏に北京からモンゴルのウランバートルを経て、シベリア鉄道に入り、モスクワまでの列車旅をした時のようすをご紹介します。

北京からモスクワまでの鉄路は7865キロの壮大な旅。
途中、モンゴルのウランバートルで途中下車し、2泊したほか、あわせて車中5泊の汽車旅でした。

大陸横断鉄道の旅立ちの3日前に、私は北京入りしました。
①天安門
ご存じ、天安門です。この前にある広場は、中華人民共和国のシンボルのような場所ですね。

天安門広場を警備する警官です。
②天安門警官
ビーチパラソルの下に真面目な表情で立っているのがおかしいです。

こちらは故宮です。
③故宮
広大な紫禁城ともいわれる故宮の域内は、巨大な博物館になっています。

暑い夏でした。
④暑い夏
故宮の中の御花園で休む人たちです。

こちらは天壇公園にある祈念殿です。
⑤天壇

大通りを走る自転車の列ですが、今ではそのようすも変わっていることでしょう。
⑥自転車の列

そして、こちらは地下鉄です。
⑦地下鉄
今では、当時より、かなり路線網が増えているそうです。

こちらは北京站(駅)です。
いよいよ、壮大な汽車旅の時が近づいてきました。
⑧北京駅待合室

北京からウランバートルまでの2等乗車券です。
⑨切符

そして、北京からモスクワ、大陸横断鉄道のサボ(行先表示板)です。
⑩サボ
ロシア語、中国語、モンゴル語と、3カ国語で書かれており、ロマンを感じます。

発車前の北京站のホームです。この列車の北京発は朝7時40分です。
⑫北京站ホーム
このホームから発車するモスクワ行の列車は週に一便だけしかありません。

列車は15両の長大編成。
⑭長大編成
北京を発車すると、中国の広大な大地を悠々と走ります。

最初の停車駅、南口站です。
⑮南口站ホーム
北京を出てからおよそ1時間で着きました。


やがて、車窓に万里の長城が見えてきました。
⑯長城
世界一長い長城を、延々と車窓から眺めることができました。
でも、残念ながら、現在では経路が変更になり、万里の長城は見えなくなってしまったそうです。
⑰長城を見ながら
青尤橋(チーロンチャウ)站に着きました。
⑱青尤橋站
山峡に佇むこの駅からも万里の長城を見ることができました。

こちらは永定河です。
⑲永定河
まるで湖のような大河で、蘆溝とも呼ばれています。

窓の外に別線を走る列車が見えました。
⑳別線を行く列車
どこへ行く列車なのでしょうか。しばらく並行して走りました。

集宁南(じにんなん)站です。
㉑集宁南站
ホームで販売人が暇そうにしていました。

やがて、大地に日が沈みます。
㉒日暮れ
この列車が終点のモスクワに着くのは6日後の夕方です。

モンゴルとの国境の駅、二連(アーリエン)到着は20時43分。
この駅で2時間半停車します。
㉓車両持ち上げ
中国とモンゴルでは線路の幅が異なるため、長い停車時間中に、列車は車庫に入り、一両ずつ持ち上げて車輪の台車を取り替えるのです。

乗客たちはその間に二連の町へ出て、夜の散歩を楽しみます。
㉔二連すいか売り
スイカを売る人たちがいました。
㉕二連の夜
国際列車が停車する間、国境の町の夜は賑やかに更けていきます。

来週は国境を越え、モンゴルのようすをお伝えします。
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テーマ:中国旅行 - ジャンル:旅行

  1. 2018/12/23(日) 00:04:47|
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