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田中正恭の汽車旅日記

ここは、紀行作家・田中正恭 (たなかまさやす) が、つれづれなるままに各地の旅や、鉄道に関する話題について綴っています。これまで毎週日曜日に更新していましたが、2022年4月からは毎週水曜日に更新しております。時には、離島の情報など、鉄道以外の話題になることもあります。また、2018年10月より「テツドラー田中の乗り鉄日記」としてYahoo!クリエーターズプログラムにもレギュラー投稿していますので、そちらもご覧頂ければ幸いです。なお、内容につきましてのご感想や、執筆や講演、出演などの依頼がありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。なお、写真や文章の無断転載はご遠慮願います。

夏の弘南鉄道弘南線と田んぼアート

今週は青森県の津軽平野を走る弘南鉄道弘南線と、沿線にある田んぼアートをご紹介します。

ある夏の日、弘前駅で黒石行の電車が発車を待っていました。。
s-①弘前駅IMG_0528

途中駅の新里(にさと)です。
s-②新里駅

新里駅の構内には、蒸気機関車が静態保存されています。
s-③新里の86
これは、かつて国鉄五能線を走っていた8620型(通称ハチロク)と呼ばれる大正時代生まれの蒸気機関車です。

新里~館田(たちた)間から見る岩木山(津軽富士)です。
s-④新里~館田夏の津軽富士
稲の穂が、もうすぐ垂れてくる時期でいた。

館田で、上下線の列車が交換します。
s-⑤館田交換

これが館田駅です。
s-⑥館田駅
古い木造駅舎が残されていました。

こちらは平賀駅構内にある車庫です。
s-⑦平賀駅車庫

平賀(ひらか)駅は、途中の中心駅で、大きな農協の建物に駅が併設されています。
s-⑧平賀駅

尾上高校前~田んぼアート間を走ります。
s-⑨尾上高校前~田んぼアート間
あたりは、のどかな田園風景が広がっています。。

田んぼアート駅に停車中の列車です。
s-⑩田んぼアート駅
この駅は、地元の田舎館村が日本で最初に始めた田んぼアートを見るために設置された駅。
s-⑪

駅近くの展望塔から眺めた「寅さん」の石のアートと、田んぼアートの脇を走る列車です。
s-⑫石のアート田んぼアート
田んぼアートは、ここ田舎館村が発祥の地。1993(平成5)年から始められました。
毎年7月中旬から8月下旬頃が見頃です。

弥生時代を表わした田んぼアートです。
s-⑬縄文時代田んぼアート
品種の異なる稲を植えてアートを作るそうですが、この品種は食べてもおいしくないそうです。

また、次の列車がやって来ました。
s-⑭

田んぼアートの近くに小さな遊園地が有、豆汽車が走っていました。
s-⑮豆汽車

こちらは田んぼアート駅近くにある田舎館村博物館です。
s-⑯田舎館村博物館

博物館には、この村の出身の第49代横綱に関する展示コーナーがありました。
s-⑰栃ノ海
撮影禁止でしたが、館長さんから特別許可をもらって撮影しました。

これは、お城の形をした田舎館村役場です。
s-⑱田舎館村役場
田んぼアートの時期に運行される無料連絡バスで約10分のところにあり、屋上の展望台からもうひとつの田んぼアートを眺めることができます。
s-⑲モナリザ
田んぼアートのデザインは、毎年異なります。

こちらは黒石駅構内にあった古い小さな機関車です。
s-⑳古い機関車
おそらく二度と走ることはないでしょう。

これが終点の黒石駅です。
s-㉒黒石駅

来週は、古い城下町、黒石の町の様子をご紹介します。
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テーマ:鉄道旅行 - ジャンル:旅行

  1. 2023/09/13(水) 00:00:51|
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